UP/UPCに関連し、ドイツで新しい動きがありました。
2017-06-21
UP/UPCに関連し、ドイツで新しい動きがありました。以下、Mr.Stephan Kopp氏 (ドイツ特許法律事務所KUHNEN&WACKER)からの知らせをご参照ください。
2017年6月13日のドイツFAZ (Frankfurter Allgemeine Zeitung)紙の報道によると、ドイツ連邦憲法裁判所は、憲法上の訴えがあったことを理由に、すでに2017年4月3日にドイツ大統領府に対し、最初口頭で、その後書面にて、欧州単一特許パッケージを施行するための法案に署名しないよう求めました。このようなことは異例です。
ドイツ連邦憲法裁判所はこの憲法上の訴え(事件番号2 BvR 739/17)が、訴える利益が全くないものではないと思っているようです。残念なことに、誰がこの訴えを請求したのかは分かっていません。
ドイツ連邦憲法裁判所の求めにより、今年施行されるはずだった欧州統一特許裁判所および欧州単一特許のための法案はしばらく保留される見込みです。特に、2017年6月8日のイギリスの解散総選挙の予期しなかった結果同様、ドイツの(欧州統一特許裁判所協定の)批准過程および批准書の最終寄託における予期しなかった遅延は、UP/UPC関連プロジェクトのさらなる進展を疑わしいものにしています。
実質、我々は今、次の数週間または数ヶ月のうちにどういう種類の最終的な解決策が出てくるのかを辛抱強く待たなければなりません。
UPCの運用開始の遅れが、最終的にはほんの数か月程度にとどまることを期待します。
2017年6月13日のドイツFAZ (Frankfurter Allgemeine Zeitung)紙の報道によると、ドイツ連邦憲法裁判所は、憲法上の訴えがあったことを理由に、すでに2017年4月3日にドイツ大統領府に対し、最初口頭で、その後書面にて、欧州単一特許パッケージを施行するための法案に署名しないよう求めました。このようなことは異例です。
ドイツ連邦憲法裁判所はこの憲法上の訴え(事件番号2 BvR 739/17)が、訴える利益が全くないものではないと思っているようです。残念なことに、誰がこの訴えを請求したのかは分かっていません。
ドイツ連邦憲法裁判所の求めにより、今年施行されるはずだった欧州統一特許裁判所および欧州単一特許のための法案はしばらく保留される見込みです。特に、2017年6月8日のイギリスの解散総選挙の予期しなかった結果同様、ドイツの(欧州統一特許裁判所協定の)批准過程および批准書の最終寄託における予期しなかった遅延は、UP/UPC関連プロジェクトのさらなる進展を疑わしいものにしています。
実質、我々は今、次の数週間または数ヶ月のうちにどういう種類の最終的な解決策が出てくるのかを辛抱強く待たなければなりません。
UPCの運用開始の遅れが、最終的にはほんの数か月程度にとどまることを期待します。