1.概要
特許情報解析・技術動向調査とは
グローバルな視野に立って、国際競争力のある技術を開発するときに利用する戦略的情報の取りまとめです。
アウトソーシングによって自社の人材不足を補うことができると共に外部の高度な専門技術を導入することが可能です。
情報源の収集
特許情報解析・技術動向調査では、主に次のような情報を利用いたします。
国内外の特許文献
論文、雑誌等の非特許文献
市場状況、経済状況
国、自治体等の政策
政府刊行物
アウトプット
調査対象のデータを収集し、解析・分析し、統計作業を行って、結果をグラフや表などに可視化して提供いたします。
また、グラフや表以外にも、解析・分析結果のコメントを付与してご報告いたします。
また、グラフや表以外にも、解析・分析結果のコメントを付与してご報告いたします。
2.特許情報解析・技術動向調査の一例
(1)出願件数の推移
各年別の出願件数推移を見て、現在の技術開発の活発さや、各年別の件数の伸び率からその技術の誕生期、発展期、成熟期、衰退期のいずれの段階にあるのかを見る。
(2)開発・用途分野
分野の俯瞰図から開発技術の拡がり、用途分野を把握する。
(3)主要出願人
主力出願人を把握し、この分野でのリーディングカンパニーを見て、企業別に主力技術を分析する。
(4)企業別開発分野
企業別の優位・劣位な開発分野を見る。
各企業別に、特定技術に対するPCランキング分析を行い企業単位で主要技術、製品を分析する。
(5)将来予測
将来、予想されるナノテクノロジー技術の展望を見る。
(6)ナノテクノロジーの将来像
ナノテクノロジーは、10億分の1メートルのオーダで分子・原子を操作・制御し、ナノサイズ特有の物質特性を発現する。現在、情報通信、環境、ライフサイエンス、材料、バイオ、医療等多分野に融合的に関わり革新的技術を引き起こすと考えられる。
将来、ナノテクノロジーを使って完成可能とされるものに、国会図書館の全情報が、角砂糖ほどの大きさに記憶素子に記録される。分子レベルの配線技術を有する超小型トランジスタ、血管内を進んで診断・治療をするロボット、カーボンナノチューブを利用し大量に水素を貯蔵する技術などが期待されている。
3.進め方
Step.1 調査前の打ち合わせ |
ご依頼の打診は、調査見積依頼フォーム、メールまたは電話にて承ります。 その後、担当者間での打ち合わせ(Web又は対面)をさせていただきます。 |
Step.2 分析・解析の方向性を決定 |
ご依頼の内容に沿った情報源の選定や調査手法、アウトプットの形式を決定し、お見積り及び納期を提示致します。 |
Step.3 情報収集 |
マニュアル調査及び各種データベースによる機械検索にて情報収集を行います。 お客様がお持ちの情報があれば、ご提供いただきます。 |
Step.4 解析・分析開始 |
収集したデータを整理し、解析・分析作業をEXCELや分析ツールを用いて行います。 |
Step.5 ご報告 |
解析・分析結果を報告書としてまとめ、収集したデータとともに、ご希望の媒体・納品方法にて納品いたします。お客様の検収結果に基づく修正も随時行います。また、ご要望に応じて報告会を実施することも可能です。 |